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第1章 仮面を剥ぎ取る
第 1 外観と偽りの多種性



名称どおり、秘密結社は己の実態を隠しながら活動するのであり、儀式時にも全顔面マスク姿のことが多い。そして、人を利用することがその根本理念であるため、人同士の親しさ、とりわけ男女間に生まれる愛による思いやりではなく、己の利益を計るその計算の考えで接するため、そこから生えてくる、深い女性差別意識に包まれた同性同士の肉体合体という男世界で ある。組織は女性の存在をも色々と利用するが、それは手段に過ぎず、甚だしい利己心により老人会員が若年会員に関係を強要することが主である。

表に出ることなく己の世界的存在感を一般国民に感じさせようと努力を続ける秘密結社はそのディレンマにあるため、正体明かしと相互発見のために、グループ毎の決まり文句、仕草や手の合図を使っている。
